略歴
慶應義塾大学卒業。イギリス、オーストリア、アメリカへの留学をきっかけに世界各国の料理に出合い、料理の道に進む。 数々の厨房で修業を積んだのち、エコール辻東京イタリア・フランスマスターカレッジを卒業。 中目黒にて料理教室を主宰する。 アイデアあふれる創作料理に、手軽に楽しめるテーブルコーディネートやお酒とのマリアージュ、ホームパーティーや日常に役立つ調理タイムマネジメントなど、豊富なノウハウが詰まった独自のレッスンスタイルが人気。
企業の商品開発・イベントメニューの監修、冷蔵庫や台所の整理収納術でも話題となり、テレビ・ラジオの出演、講演など多岐にわたり活躍。出張料理、ケータリング、離乳食講座の実績もあり。
2021年3月28日、肺がんのため35歳の若さで永眠。
ステージⅣの肺がんの宣告を受けてからも、料理家として、母親として、笑顔でがんと前向きに向き合う姿を発信し続けた。
14万部を超えるベストセラーになった「考える台所」をはじめ、生涯で10冊もの本を出版しました。
また、闘病中に病室で最後の著書「こころの整う台所」を書き上げました。これまでの人生、活動の集大成となりました。ステージⅣの肺がんと向き合いながら、この著書を完成させた彼女を誇りに思い、心より尊敬します。
入院中でも看護師さんを驚かせたり楽しませたり、自分も楽しんでいました。
笑うことが何よりの薬、そして、周りの人を明るくすることが自分にとっての元気、でした。
オンライン講演会 「ステージ4の肺がんと共存しながら新しい挑戦をし続ける理由」
ステージ4の肺がん告知を受け、病院で入院治療を受けながらも仕事を続け、本人は「どんな辛い時でも挑戦し続ける」ことをテーマとしていました。
予測できない絶望の瞬間は誰にでも訪れる可能性はある。
でも彼女は「その出来事をどう受け止めるか?」を必死で考えていました。
彼女自身がどういった気持ちでステージ4の肺がんと向き合っていたのか。
賢明に語ったその想いを是非皆様にシェアできれば幸いです。
今は天国に旅立ったゑみですが、彼女が遺した言葉、そして行動、、、私たちがこれからの人生を歩む上で、学ぶべきことは沢山あるのではないかと思います。